+演算子について:s + t

+演算子は2つの数字の加算機能を持つ演算子ですが、 s + t (s,tどちらもシーケンス型) の場合、s と t の結合を行います。
また、複素数同士の加算も可能です。

		>>> 3 + 5
		8
		>>> 42 + 55
		97
		>>> (1+2j)+(3+4j)    #    複素数の加算
		(4+6j)
		>>> complex(2,5) + complex(4,7)		# 複素数の加算
		(6+12j)

	


また、文字列の場合、

		>>> "My name" + " is " + "Kentaro Okuno."
		'My name is Kentaro Okuno.'
	
のように、つなぐことができます。print()を使用しても結果は同じです。なお動画の途中で出てきたstrは
数値を文字化する組み込み関数です。 また、シーケンス型の結合も可能です。リスト・タプルなど。集合は不可です。
		>>> [1,2,3,4,5] + [6,7,8,9,10]	# リストの結合の場合,
		[1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10]	 # エラーなく表示される
		>>> {1, 2, 3, 4, 5} + {1, 2, 3, 4, 5}	# 集合同士の結合演算は不可
		File "<stdin>" line 1, in <module>
		TypeError: unsupported operand type(s) for +: 'set' and 'set'
	
※集合同士の+演算は不可なため、エラーが発生します。集合の場合,| や & を使用します。
また、型の異なるタイプの結合演算もエラーが発生します。